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2025.08.08 コラム
猛暑×停電:室温上昇を抑える方法【決定版】
HIH 公式ブログ|停電・熱中症対策
猛暑×停電:室温上昇を抑える方法【決定版】
停電時は「日射の遮断」「熱のこもりを逃がす」「体を守る」の3本柱で室温上昇を抑えます。
まずは 5分でできる初動 → 窓・遮熱 → 風の通り道 → 体の冷却 の順で対処しましょう。
目次
最初の5分:すぐやること
即効テク
- 直射の当たる窓を遮光(厚手カーテン+アルミ面の遮熱材/段ボールでも可)
- 日陰側の低い窓を10〜15cmだけ開ける(虫除け対策を忘れずに)
- 屋内のドアを開放し、高い位置の抜け(吹抜け・換気口・小窓)を確保
- 冷蔵庫・冷凍庫は原則開けない(保冷力維持)
- 高齢者・乳幼児・持病のある方を最も涼しい部屋へ移動
- 水・経口補水・保冷剤・濡れタオルなど体冷却セットを手元に
注意
- 車中は短時間でも危険。避難先として車内は原則NG(発電のみも排気・一酸化炭素に注意)
- ろうそくは火災リスク。LED照明を使用
- ガス機器使用時は必ず換気。熱源の増加にも注意
窓・カーテン・遮熱のコツ(昼と夜で切り替える)
昼(外が暑い):入れない・ためない
- 直射面は外側で遮るのが最も効果的(すだれ・遮熱シート・段ボール+養生テープ)
- カーテンは遮光等級の高いもの+窓に密着(上・脇の隙間を最小化)
- 西日対策は特に重要。西面の徹底遮光でピークの室温上昇を抑制
- 屋根裏・天井の熱こもりは、高所の排気口(換気扇口や天窓)を活用
夜(外が涼しい):放熱する
- 外気温が室温より低い→対角・上下の窓を全開して「夜間通風」
- 防犯面が不安なら、補助錠や窓ストッパーで10cm固定
- 朝は外気が上がる前に閉める(冷えた空気を室内にキープ)
メモ:遮熱は「日射を外で止める」が基本。内側のカーテンだけより、外側遮蔽の方が効果が高いのが定石です。
風の通り道を作る(換気術)
基本原理
- 低い入口 × 高い出口:暖気は上へ。日陰側の低窓→高窓に抜く
- 対角線:家の対角で開けると空気が一直線に流れる
- 風の弱い日:ドアの開閉で微差圧をつくり流れを促進
扇風機が使えないとき
- 濡れタオル+うちわで気化冷却をサポート
- 洗面器やバケツに水を張り、出入口に置くと通過風でひんやり感が増す
- 保冷剤・凍らせたペットボトルを風下の体側に当てると効率的
体を守る:熱中症を防ぐ
ポイント冷却(救急現場でも定番の部位)
- 首・脇・鼠径部(足の付け根)を優先して冷却
- 経口補水液/塩分タブレットで補水・電解質を同時に
- 衣服はゆったり・吸汗速乾、タオルを湿らせて首元に
危険サイン
- めまい・立ちくらみ・吐き気・異常な汗/汗が出ない
- ぐったり・応答が遅い・まっすぐ歩けない
- 体温が高い/触ると熱い → 迷わず119番
平時の準備チェックリスト(家族構成別)
※ 医療機器を使用している方は、電源喪失時の代替手段と避難先を必ず事前確認してください。
よくある質問
Q. 扇風機やポータブルクーラーはポータブル電源で動きますか?
A. 消費電力によります。DC扇風機は消費が小さく長時間稼働しやすい一方、可搬型クーラーは起動時の突入電流が大きいことがあります。定格W・瞬間最大W・波形(正弦波)を確認してください。
Q. 濡れタオルで部屋が湿気っぽくなるのは問題?
A. 一時的には問題ありませんが、布団や紙類が湿ると不快です。放熱が済んだら乾燥させ、カビに注意しましょう。
Q. 窓にアルミシートを貼ると割れますか?
A. 通常は問題ありませんが、熱割れリスクはガラスの種類・直射条件・密着度で変わります。心配な場合は室外側の遮蔽(すだれ・外付けシェード等)を推奨します。