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2025.09.11 コラム

非常事態に役立つ!わかりやすい防災用品チェックリスト

自然災害が多い日本では、防災への備えは欠かせません。災害はいつどこで起こるかわからないため、日頃から防災グッズを準備しておく必要があります。しかし、いざ準備を始めようと思っても、非常用持ち出し品チェックシートや防災グッズリスト、本当に必要なものリストなど、何から手をつければ良いか迷う方も多いのではないでしょうか。

防災チェックリストは、家庭用、会社用、車載用など、備える場所によって内容が変わります。また、非常持ち出し袋の本当に必要なものを知るには、災害の経験者から話を聞くのが最も有効な手段です。防災用品本当に必要なもの、特に女性や子供向けのアイテムについては、それぞれの状況を考慮した備えが大切です。この記事では、防災グッズリストを100均で揃えられるものも含めて、本当に必要なものをわかりやすく解説します。

この記事を読むことで、以下のポイントが理解できます。

・災害経験者が本当に必要だと感じた防災グッズ ・家庭や職場、車に備えるべき具体的な防災用品 ・年代や性別、家族構成に応じた必要な備蓄品 ・防災グッズを準備する上での注意点やヒント


 

災害に備えるためのわかりやすい防災用品チェックリスト

 

 

災害経験者が選ぶ非常持ち出し袋の本当に必要なもの

 

災害が起こった際に、避難生活を乗り切るために本当に必要なものは、水と食料、そして身の安全を確保する道具です。被災者の声を聞くと、カップ麺やコンパス、携帯浄水器は使いづらく、お湯がなかったり、方角を知っても役に立たなかったりすることが多いようです。それよりも、すぐに食べられる非常食や、衛生を保つための防臭機能付き簡易トイレ、そして夜間でも安全を確保できる懐中電灯などが重要だという意見が多数聞かれます。

非常食については、賞味期限が長く、調理が不要なレトルト食品や缶詰がおすすめです。乾パンは喉が渇きやすいので、水も多めに用意しておく必要があります。水は飲料用だけでなく、衛生面でも不可欠なため、多めに備蓄しておくことが大切です。また、現金はキャッシュレス決済が使えない状況で買い物をするために必須で、お店がおつりを準備できない可能性も考慮し、千円札や小銭で用意しておくのが賢明です。加えて、公衆電話から連絡できるよう10円玉も用意しておくと安心です。

 

非常用持ち出し品チェックシートで備えよう

 

 

非常用持ち出し品は、災害発生後すぐに避難できるよう、あらかじめリュックなどにまとめておくべきものです。準備する際には、チェックシートを活用することで、必要なものを過不足なく揃えることができます。水、食料、携帯トイレ、衣類、医薬品、照明器具、ヘルメット、携帯ラジオ、モバイルバッテリーなど、命と安全に関わる最低限のアイテムをリストアップしましょう。

医薬品については、絆創膏や包帯、消毒液といった簡易的なものに加え、持病のある方は常備薬を忘れずに準備することが大切です。また、アルミシートは体を包んで防寒対策になるため、毛布の代わりとして非常に役立ちます。照明器具は懐中電灯が望ましいですが、両手が空くヘッドライトなども便利です。携帯ラジオは停電時に情報収集をするために必要で、手回しやソーラー充電ができる多機能タイプを選ぶと安心です。


 

非常用持ち出し品チェックリスト(1人あたり1日分)

  • 水・食料
    ☐ 水500ml × 3本
    ☐ 調理不要な食品3食分

  • 携帯トイレ
    ☐ 5〜8回分

  • 衣類・下着
    ☐ 1セット(圧縮袋でコンパクトに収納)

  • 衛生用品
    ☐ マスク
    ☐ ウェットティッシュ
    ☐ 生理用品 など

  • 医薬品
    ☐ 絆創膏
    ☐ 包帯
    ☐ 常備薬 など

  • 照明器具
    ☐ 懐中電灯1つ

  • その他
    ☐ ヘルメット
    ☐ 携帯ラジオ
    ☐ 現金(千円札、小銭) など


 

家庭での防災準備に役立つチェックリスト

 

 

自宅避難は、被災後も自宅に留まることを想定した備えです。この場合、最低でも3日分、できれば1週間分の水と食料を確保する必要があります。水は1人あたり1日3リットルが目安です。食料品は調理せずに食べられるものに加え、カセットコンロやカセットボンベを用意して温かいものが食べられるようにしておくと、不安な気持ちを和らげる効果も期待できます。

また、停電に備えて照明器具を複数用意し、リビングやトイレなど、各所にランタンなどを置いておくと安全に過ごせます。スマートフォンは連絡手段として不可欠なため、大容量のモバイルバッテリーやポータブル電源を準備しておくと安心です。自宅避難においてもトイレの問題は切実で、簡易トイレやトイレットペーパーは多めに備蓄しておくべきです。

 

防災グッズ 本当に必要なもの 子供用リスト

 

 

子供がいる家庭では、一般的な防災グッズに加えて、子供特有のアイテムが必要になります。乳幼児がいる場合は、液体ミルク、使い捨て哺乳瓶、紙おむつ、おしりふきは必須です。これらは衛生面を保つためにも非常に大切です。また、子供が少しでも安心して過ごせるように、電池を使わないおもちゃや塗り絵、絵本なども準備しておくと良いでしょう。

小学生以上の子供には、安眠できるアイマスクやエアー枕なども有効です。精神的な安定を保つことが、被災時のストレスを軽減することにつながります。また、子供用のヘルメットも忘れずに準備し、落下物から頭部を守る備えもしておくべきです。

 

防災用品本当に必要なもの 女性向けリスト

 

女性が被災した場合、特有のニーズがあります。生理用品は最低でも1サイクル分、できれば多めに用意しておくと安心です。使用済みの生理用品を処理するために、中身が見えないゴミ袋も準備しておくと良いでしょう。

避難所での共同生活では、プライバシーの確保が難しくなることもあります。そのような状況でも、スキンケア用品やドライシャンプー、ウェットティッシュなどがあれば、衛生状態を保ち、気分転換にもなります。加えて、防犯ブザーを携帯しておくと、自分の身を守るためにも役立ちます。

 

災害への備えは普段から 車載用チェックリスト

 

会社や旅行先など、外出中に災害に遭う可能性も十分に考えられます。車を運転する機会が多い方は、車載用の防災グッズを準備しておくことが大切です。車に積んでおくべき防災グッズとしては、水や食料といった基本的なものに加え、防寒具や携帯トイレ、そして脱出用ハンマーが挙げられます。

特に、降雪地帯では立ち往生した際、マフラーが雪で埋もれてしまうと一酸化炭素中毒になる危険性があるため、スコップを積んでおくことが不可欠です。車は外気の影響を受けやすいため、食料や飲料はコンテナに入れてトランクに収納するなど、保管場所にも配慮すべきです。脱出用ハンマーや携帯トイレなど、緊急性が高いものはすぐに手に取れる場所に収納しておくと良いでしょう。

 

防災グッズリストは100均でも揃えられる

 

防災グッズは高価なものばかりではありません。100円ショップでも、多くの防災グッズを揃えることができます。例えば、紙皿や紙コップ、ラップ、ポリ袋、ウェットティッシュ、除菌シート、ライト、乾電池、マスクなどです。これらは非常時に非常に役立つアイテムばかりです。

ただし、100円ショップで購入する際は、品質をよく確認し、耐久性が必要なものは専門店で買うなどの判断が大切です。例えば、保温効果のあるアルミシートや、壊れにくいライトなどは、専門の防災用品店で探す方が安全性が高いと言えます。


 

企業や団体で活用できるわかりやすい防災用品チェックリスト

 

 

企業における防災用品備蓄の重要性

 

企業が防災対策を講じることは、従業員の安全確保と事業継続の観点から非常に大切です。労働契約法第5条には、企業は従業員の安全に配慮する義務があると定められています。万が一、対策を怠った結果、従業員が被災した場合は、企業が責任を問われることにもなりかねません。

また、大規模災害時には従業員が帰宅困難者となり、オフィスに留まる必要が生じる可能性があります。こうした状況に備え、食料や水、寝具といった備蓄品を準備しておくことは、従業員の命を守る上で不可欠です。さらに、従業員の安否確認を迅速に行うための仕組みを構築することも、事業継続の観点から非常に重要です。

 

企業で備えるべきチェックリスト

 

企業が備えるべき防災用品は多岐にわたります。従業員の人数やオフィスの立地、事業内容によって備蓄すべきものは異なりますが、一般的には以下の項目をチェックリストに含めるべきです。

 

  • 食料・水
    ☐ 非常食
    ☐ 飲料水(1人1日3L)
    ▷ 3日分以上が目安

  • 衛生用品
    ☐ 簡易トイレ
    ☐ トイレットペーパー
    ☐ ウェットティッシュ

  • 寝具・滞在用品
    ☐ 毛布
    ☐ 簡易ブランケット
    ☐ エアマット
    ▷ 要配慮者(高齢者・乳幼児など)の分も考慮

  • 情報収集用品
    ☐ 乾電池式ラジオ
    ☐ 予備電池
    ☐ モバイルバッテリー

  • 救急用品
    ☐ 救急箱
    ☐ 応急手当セット

  • 避難用品
    ☐ ヘルメット
    ☐ 軍手
    ☐ 懐中電灯
    ☐ 雨具

これらの備蓄品は、防災備蓄倉庫に誰もがアクセスできるように保管し、マニュアルを作成しておくことが大切です。加えて、オフィス家具や設備の耐震補強も行うべきです。背の高い棚やキャビネットが転倒しないよう固定し、避難経路に物を置かないようにすることも欠かせません。

 

専門家が選ぶ本当に必要なものリスト

 

防災の専門家である防災士が推奨する本当に必要なものリストには、嗜好品や日用品も含まれています。例えば、愛煙家にとってのタバコや、精神的な安定をもたらすアルコール、そしてのど飴もリストに挙げられます。のど飴は乾燥対策になるだけでなく、避難所で初対面の人との会話のきっかけにもなるため、コミュニケーションツールとしても役立ちます。

これまでの防災対策では、災害時に命を守るための必需品が中心でしたが、被災者の声を聞くと、精神的なケアや日常の延長にある小さな安らぎも重要であることがわかります。例えば、好きな甘いお菓子やコーヒーなども、被災時の不安を和らげる効果が期待できます。

 

防災はプロの指導のもとで

 

企業や団体が効果的な防災対策を実施するには、専門家である防災士の指導を受けることが非常に有効です。防災士は、地域や事業所の特性に応じた具体的な対策を提案できます。例えば、近隣に川がある場合は洪水対策、沿岸部であれば津波対策といった、ハザードマップに基づいた詳細なアドバイスをもらうことができます。

防災訓練も、ただ行うだけでなく、専門家の視点を取り入れることで、より実践的で効果的なものになります。訓練を通して、従業員一人ひとりの防災意識を高め、災害発生時に冷静に行動できる体制を築くことが大切です。また、リモートワークをしている従業員に対しては、自宅の防災対策の重要性を会社から周知することも、企業の安全配慮義務の一環として欠かせません。

 

まとめ:防災士監修のわかりやすい防災用品チェックリスト

 

✅ 防災グッズは「持ち出し用・自宅避難用・持ち歩き用」で準備する
✅ 非常用持ち出し袋には、命と安全に関わる最低限のものを入れる
✅ 自宅避難用には、最低でも3日分、できれば1週間分の備蓄品を確保する
✅ 防災ボトルなど、普段持ち歩けるコンパクトな防災グッズを用意する
✅ 子供・女性・高齢者・ペットなど、家庭の状況に合った備えをする
✅ 災害経験者によると、簡易トイレ・現金・懐中電灯は特に重要
✅ 嗜好品や日用品も精神的な支えになるため備蓄候補に入れる
✅ 企業や団体は、従業員の安全確保と事業継続のため防災対策を行う
✅ 労働契約法に基づき、企業は従業員の安全に配慮する義務がある
✅ 企業の防災対策には、備蓄品準備だけでなくオフィスの耐震補強も含まれる
✅ 災害に備え、防災訓練を定期的に実施し、防災意識を高める
✅ リモートワーク従業員の自宅防災対策も重要視する
✅ 防災士など専門家の指導を受け、より効果的な対策を立てる
✅ 普段からローリングストック法を取り入れ、無理なく備蓄する
✅ 防災グッズリストは、家族構成や住環境に応じて定期的に見直す

 

 

本記事は、株式会社ヒカリネットの編集部が、代表で防災士の後藤秀和による監修のもと執筆しました。

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